Sunday, November 28, 2010

GOLD (story 07)


ベストジュエリー賞を受賞した早乙女悠里(天海祐希)は、秘書の新倉リカ(長澤まさみ)と長男の洸(松坂桃李)をともなって受賞式に出席する。その席で洸は、世界的な宝石商・神代洋治(名高達男)に出会い、彼の娘である沙織(佐藤めぐみ)麻衣子(南沢奈央)を紹介される。それは悠里が、見合いのような意味でセッティングしたものらしい。どうやら洸は、姉の沙織のことを気に入ったようだった。が、そのようすを見ていた神代は、若いから仕方ないのかもしれないが残念だ、と言い出す。洸には女を見る目がない――神代はそうつぶやいた。

午後、リカは、運転手の保坂次郎(志賀廣太郎)にスケジュールを伝えにいく。そのときリカは、洗車をしている保坂の側に、エプロンをつけた若い女性の姿を見つける。
その夜、蓮見丈治(反町隆史)は、悠里が、晶(武井咲)宇津木洋介(綾野剛)の交際を許したことを知る。丈治は、ふたりの交際には反対だと悠里に告げた。するとそこに、手で顔を隠すようにして晶がやってきた。宇津木に殴られたのだという。多忙を理由に会ってくれない宇津木に、カメラマンの仕事をやめて早乙女の会社に入れてもらえばいい、と晶が言ったことが原因らしい。それを聞いた丈治は、女の子を殴るようなやつとは付き合わない方がいい、と晶に助言した。だが、そんな丈治の姿を見つめていた悠里は、彼が、修一(水上剣星)と宇津木のDNA鑑定に関する報告書を改ざんしたことを直感する。

Sunday, November 21, 2010

GOLD (story 06)



早乙女悠里(天海祐希)は、亡兄・修一(水上剣星)の息子だと主張するカメラマン、宇津木洋介(綾野剛)のDNA鑑定を依頼する。悠里は、長女の晶(武井咲)を早乙女家に戻せば願い通りDNA鑑定を行う、と宇津木と約束していた。だが、悠里からその経緯を聞かされた晶は、宇津木にだまされたと思いこみ、大きなショックを受けてしまう。

新倉リカ(長澤まさみ)は、悠里の運転手をしている保坂次郎(志賀廣太郎)のことが気になっていた。リカは、一度も保坂の声を聞いたことがなかったのだ。悠里によれば、保坂はもともと悠里の父・惣一(夏八木勲)の運転手で、悠里の運転手を務めるようになって20年近いという。だが、悠里自身も、長い間、保坂の声を聞いていないらしい。

そんな折、悠里たちは、刑務所の慰問に行くことになった。悠里は、子どもたちと一緒に、受刑者たちの前で楽器を演奏するという。悠里はハープ、長男の洸(松坂桃李)はチェロ、次男の廉(矢野聖人)はバイオリン、そして晶はフルートを演奏することができるのだ。洸は、悠里と一緒に練習を始めた。廉も、父・辰也(寺島進)のマンションで久しぶりにバイオリンを手にしていた。

一方、蓮見丈治(反町隆史)は、悠里の依頼で、宇津木の身辺調査に乗り出す。丈治は、宇津木の母親が温泉街でコンパニオンをしていたこと、そしていくつもの犯罪歴がある男と結婚していることを突き止め、悠里に報告した。もし宇津木が修一の子どもだとしたら、ふたりは不倫関係だった可能性もあると知った悠里は、宇津木の母親に会ってみる、と言い出す。すると丈治は、宇津木の母親は話すことができない、と悠里に告げた。

フジテレビ

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