Monday, August 30, 2010

絶対零度 case 5



桜木泉(上戸彩)の所轄時代の上司・村山武実(モロ師岡)が、4係に「学校飼育動物連続殺傷事件」の再捜査依頼にきた。2008年5月30日に千山地区にある中学校で飼育されていたウサギが8羽殺されたのが最初に、現在まで14件も続いている事件だ。最初は、2005年5月30日に千山地区で行われたイベントで児童を含めた8人が殺された「千山こども交流会殺傷事件」と日にちや地区や被害者数が一致していたため模倣犯かと騒がれたものの、以降は被害が動物であることや犯行地域がバラバラであることから捜査が手薄になっていた。長嶋秀夫(北大路欣也)は再捜査を引き受け、泉に担当にした。

初めて事件を任されることになった泉は張り切って捜査を始めるが、物証が少なく捜査は難航。最後に事件が起こった小学校へ聞き込みにやってきた泉と塚本圭吾(宮迫博之)は、第一発見者や飼育をしていた子供たちが大きなショックを受けて泣きじゃくる姿を見て改めて事件解決を誓う。その帰り道、塚本は千山事件の現場に向かった。塚本は機動捜査隊にいた頃に事件に携わっており、壮絶な有様を目の当たりにしたことを泉に告げる。慰霊碑に花を手向け、帰ろうとする泉と塚本の前に1人の少女(福田麻由子)が現れた。少女は「宮田ユキ」と名乗り、現行犯で逮捕されたはずの千山事件の犯人はまだ捕まっていないからちゃんと調べて欲しいと訴える。

泉らの聞きこみで、事件現場周辺では“長い髪で赤い髪飾りをした少女”が目撃されていることがわかる。また、泉の名前を語って小学生に聞き込みをしていた村山からも、子供たちの間で“赤い髪飾りの女”が都市伝説のようになっていることを聞く。しかし、現場に残されていた靴跡を、科捜研で調べた結果はすべて男物であることが判明していた。

フジテレビ

Monday, August 9, 2010

絶対零度 case 2



証拠品管理センターにいた桜木泉(上戸彩)に、1995年4月に起きた富士見医大の研修医だった日向葵(原田佳奈)が殺害された事件の資料を持ってくるようにと伝言が入る。当時発見されなかった凶器のナイフが発見されたため、4係に再捜査依頼がきたのだ。15年前に発生したこの事件は、時効まであと1週間になっていた。
科捜研での検査の結果、ナイフには犯人の血が、包まれていた英字新聞には花粉が付着していたことがわかった。富士見医大に向かった倉田工(杉本哲太)と塚本圭吾(宮迫博之)は、葵の上司で現在は外科部長になっている医師・桐山義之(大高洋夫)を訪ね、病院内の捜査を申し出るが拒否される。泉と白石晋太郎(中原丈雄)は、当時は容疑者として疑われたものの証拠不十分で釈放された恋人で第一発見者である野宮冬樹(ムロツヨシ)が営む花屋を訪ねた。思い出すことはないかという白石の質問に微かに動揺する冬樹だが、妻であり富士見医大で看護師長をしている千秋(高久ちぐさ)が出てきて話は中断する。深沢ユウキ(丸山智己)と高峰涼子(山口紗弥加)は、事件発生直前に葵と冬樹が口論していたことを証言した、医師の東海林光輝(中村靖日)を訪ねた。東海林は、当時は言えなかったが強気な葵を恨んでる人間はたくさんいたはずだと証言。

フジテレビ

Sunday, August 1, 2010

絶対零度 case 1



未解決事件を専門に扱う特命捜査対策室第4係に勤務する新米刑事・桜木泉(上戸彩)は、今日も調べものをしている途中で寝てしまい庁舎に泊まっていた。
4係係長の倉田工(杉本哲太)は室長の長嶋秀夫(北大路欣也)から、前日に山の中から白骨化した人骨が発見された事件の資料を渡される。人骨は10年前に起きた「東都銀行3億円事件」の容疑者の1人であることから4係が捜査することになったのだ。

フジテレビ